私は新卒入社半年入社した会社を、たったの半年でうつ病と診断され休職、そのまま退職しました。
休職に入ってからさらに半年後に転職、休職してから会社に1度も行かずそのまま退職しました。社会人になって1年も経っていうちに2社目の会社を経験することになりました。
そんな私も4月に社会人3年目になりました!
3年目になった現在、新卒で入社し、同じ時期に入社した同期・大学時代の友人もそれぞれの事情で会社を辞める人が多くなってきました。
そんな私が今、新卒入社半年で休職、そのまま退職し、社会人3年目になって思うことを書いていきます。
社会人3年目に突入しました
社会人3年目とはいえ、1社目を半年で辞め、その後半年休職。
そして2社目に入ったので2社目で働いている期間を合計しても2年も経ないのが正直なところです。
実質会社員として働いているのは、2年ほどしかありません。
そんな状況で社会人3年目を迎えましたが、当時は不安や悔しいと思う気持ち、どうして私が?と思う気持ちでいっぱいでした。
入社半年で辞めた葛藤
どれだけ辛かったとはいえ、1年も経たずに辞めると聞くと、ありえない・早すぎると思ってしまうのが正直なところでした。
うつ病と診断されようと、もう会社にいけない精神状態に追い込まれようと、半年で辞めたという事実は変えることはできません。
その部分は2年経っても完全に昇華できたとは言えません。
とはいえ、新卒で入社した会社を続けられたか?というと遅かれ早かれ辞めていたことは確信があります。
自分の軌道修正はやっぱり早いほうが良い。
この意見は3年経った今も変わりません。むしろ強固なものになったとさえ思います。
入社半年で辞めた後は自分との戦い
入社半年で休職してからは、自分との戦いでした。
早期離職をした体験談やそれに近い話はネットで調べればいくらでも出てきます。
その中で、いくら自分に落とし込めるのかということが大事ですが、私はなかなか落とし込めませんでした。
自分で下した決断にもかかわらず、前職を退職したという事実にどうしても自分のキャリアの崩壊を感じてしまい、自分を責めてばかりでした。
今前向きでいられるのは全て前職があったから
そんなことを彼に話した時、彼はとても素敵なことを言ってくれました。
話していると、思い出すとその時の葛藤でどうしても辛くなってしまうのでよく涙ながらに話していました。
前職があったから今の幸せがわかるし、自分が本当に大切にしたいものに気づくことができた。
そして、実際に辞めるという選択肢をとって、その決断を下した。その勇気がすごいよ。
ということでした。
決断できたというより、決断せざるをえなかったんだよと思いましたが、前職を続けていることなどやっぱりは考えられません。
今の会社に入って好きなことやストレスを感じることに改めて気づくのです。
今前向きでいられたり、2社目の会社で自分のペースでいろんなことを楽しめるのは比較対象があるからです。
井の中の蛙、大海を知らずとはよく言ったもので、逆を言えば2社目の会社に新卒の頃から入っていたらどうなっていただろう?そういう恐怖までも感じるのです。
入社半年で辞めた。自分の決断を認める
私の同級生や友人の中で、私が1番に会社を辞めました。
辞めたさが募りすぎて転職活動をすると決意したのは、新卒で入社してたった2ヶ月後の6月でした。
しかし、周りには転職活動をしている人はおろか、まだ研修を受けている同級生だっていました。
「仕事が面倒」「上司が怖い」と言いながらもなんだかんだみんな続けているのです。
そんな中で転職活動をするのは、精神的にもかなりしんどいものでした。
現在は社会人3年目を迎えましたが、すでに会社を辞めた同級生・友人が多くいます。
1社目に同じだった同期も現在は職種業種の全く違う職業についていたり、専門学校へ通いクリエイティブな道で再出発をした同期もいます。
第二新卒として転職するメリットとしていろんなサイトでよく書かれている、業種・職種どちらとものチェンジを叶えている人がたくさんいるのです。
辞めるそれぞれの理由・事情・ライフスタイルの変化
個人的には、3年以内で辞めるという理由にポジティブなものはないと思っていましたが、そうでもないことに最近気づいてきました。
3年も経つと、結婚します・沖縄に移住します・起業しますなどという話も全然ある話で、改めて1年後どうなりたいか?と思い逆算で行動することや、どうなりたいか?ということをしっかり考えないとあっという間に置いてかれるととても実感しています。
1社目を辞めてからそう言ったことにますます奮起してきたつもりでしたが、いざ強すぎる人を見ると、とても刺激になり、環境が与える影響の大きさに驚きます。
もちろん、環境が嫌で耐えられず辞める人もたくさんいますが、それも、相手を変えるより自分が変わるほうが早いということに気づいたこと。
とりあえず行動することは何よりも大切だと改めて思います。
経験はかならず自分の糧になる
新卒入社した会社をたったの半年で辞める上で、葛藤・後悔(とはあまり言いたくないですが)がたくさんありました。
それは今も完全に消えてはいないですが、今は転職することも当たり前の時代。
3年目にもなると周りも驚くほどバンバン転職を始めます。
改めてその状況になった今、辞めたことそのものがどうこうではなく、何を変えたくて何が好きで何がストレスになるのか、そこをクリアにしていくことが大切だなと改めて感じるのです。
1社目の辛さや自分の体調の変化、今までにないような経験があったからこそ、今やっと私が働く上で何が大切なのかということがわかりました。
私は環境にとても影響を受けやすいので、怒鳴り声が響くオフィスでは本当に苦しくて働けません。
恐怖の支配下にいるからといって人から突き動かされるような働き方もしたくありません。
社会人3年目になった今、自分の決断はやっぱりそれでよかったんだと外部から自信をつけてもらえるのが本当に嬉しく思うのです。